空と海のあいだに

１号と２号が先日、一年ぶりに帰ってきました

そういう私も約一年ぶりの投稿になりますが、、、

１号と２号が東京へ発ってから精気を失い、大好きと言うか気狂いなほど好きだった釣りも全くしなくなり、、、もう人生の末期を感じ始めていた頃です

やっぱり全員集合した子供達を見ると、これまでの自分が嘘のように元気になるものですね

織姫、彦星のような更新になった事を反省しつつ、親心と言うか今の気持ちを少し綴っておきたいと思います

やっぱり教えておきたい事は何か考えた時、自然との付き合い方でしょうか



釣れないと、ホントぜん！ぜん！つまらない釣りも「釣れる」とやはり楽しい

適当にやっていた１号も満面の笑み

その後、みんなに魚の捌き方を教え、そして感謝して食べる事を教えた

ゲームもシュミレーションも大切、、、でも足りないのは実体験

都会では難しいこの体験をさせる事ができたのは、私にとってとても大切な事だった


この時、チビ達４人全員が釣る事ができて良かった、良かった、、、、満足をしていたら

満足し足りないのが約２名いた

３号と４号、、、


１号２号が東京へ帰った後も釣り行きたい攻撃が絶えなくなった



どうせなら船に乗せようと、あじさし丸を１年ぶりに出す



慣れてきたら４号も乗せる計画で、今回は３号のみ


チビのために垂らすだけでも釣りやすい餌釣りも考えたけど、一年ぶりの船なので自分の方がどうしてもジギングがしたかった

と言う事で私が持ってる中では最軽量のDAIWA、RYOGAのシステムを手渡す

もちろん尻手ロープ付きで、、、


しゃくり方を一通り教えるが、やはり最初からうまくできません

いくら軽いRYOGAと言えどこの体力と９０mの水深からしたらヘビーなタックル

あまり力をつかわないただ巻きや、今できる誘い方をいろいろ試すも食いついてこない



試しに自分がしゃくると活性は低いけど釣れない事はない



休み休みではあるが、ひたすらロッドをしゃくる



「食え！」「食え！」と念じてもとうとう最後まで釣れる事はなかった

状況が渋いのもあるけど、やはり７歳の子にはちょっと難しかったですね（＾＾；


最後に帰りながら点々と探っているとガツン！と良いアタリ

３号にあげる？と聞くと

「竿を落とすのが怖いからいい、、、」と

「大丈夫！ちゃんとパパが持ってるから」

すると腿のあたりに入ってきて、リールのハンドルを握って巻き始めた

向こうも逃げるのに必死でドラグを出していく

すると３号の力ではポンピングなしでは厳しく巻く動作も止められてしまう

それでも隙をみて巻ける時に少しづつ巻き上げる

ロッドをへし曲げる魚の力に耐え「う〜ん」と唸りながらも少しづつ巻いていく


そして、ついに上がった



３キロくらいだけど、この子にしたら超大物！

自分で掛けてないけど、手助けしてもらったけど、とても嬉しそうだった



波も荒れてきたので、早めに上がる

家に着くなりママに「どう！釣れた！」と聞かれるが


「・・・」

自分で釣ったと言えないのがなんだか悔しそうだった


やっぱりそうだよね、、、、

以前にも同じような状況を体験させたけど、この表情は無かった

成長を喜びつつ
次回はラークに固定した電動リールでジギングに行こう、、と心に決める


「自分で釣るのが断然楽しい」


これは釣りを知らない人でも共通の想いではないだろうか

電動でも手動でも自分で釣る喜びを


これから特訓がはじまりそうです


追伸：

　１号２号よ、パパは前を向いてがんばるよ

　また沖縄に遊びに来いよ