空と海のあいだに

2012/10/20




釣りに行く気分じゃないのに某ユウキに誘われたので渋々釣りに行く事にした

鬱であろうが何だろうが人様の為になるのなら献身的であるべき

内にこもるよりも外に出れば何か変わるかも知れない

そう自分に言い聞かせて、歯を食いしばって船を出す

そこでちょっとワル知恵が働く

どうせ二人で釣りをするなら実験をしよう

ユウキはいつも私の道具を借りている、、、だからそのまま６０LBのライト仕様で渡そう

私はあのサメでも上げれそうなマンユウの４４０LBの極太リーダー仕様で狙おう


同じ釣り場でリーダーの太さで釣果が変わるのか実験してみます

これは同時に一人で試せる事では無い

うん、ちょっとやる気が出て来た



実釣開始、、、、



活性の高い朝一は二人ともカンパチを２匹づつ釣り上げる







しかし、日が昇るにつれ私のジグには食いついてこなくなる


低調ながらもユウキはポツリポツリと釣り上げて行く

ちなみにユウキはリーダーが細いので軽いジグを使える






80gをひょいひょいとシャクリながら美味しいスマガツオもゲット


仕掛けが細い云々ではなく、ジグを操る技術も素晴らしい

システムと腕の相乗効果ですかね、、、

やっぱり釣りセンスがある人は違います



この日は私には朝一だけのヒットとなった




結果

ユウキ　　カンパチ５匹
　　　　　スマガツオ１匹

つねぶー　カンパチ２匹



ユウキ（ライト仕様）の圧勝です


結論としてライトは釣れる！

根が激しくなく、歯が鋭い魚が居ない場合は最強でしょう


でもマンユウの極太リーダーもシビアな状況には弱いけど、高活性な時はライトと変わらない

むしろ不意打ちが来ても対応できるので、活性の高いウチは使う価値がある

どうしても抵抗がある人はココ一番と言う時にしのばせても良いアイテムではないでしょうか

ただし、シャクルにはそれなりの気合いが必要です

と言うことで







2012/10/28

ある日突然、巻くのが辛いからと言って親父が電動リールを買ってきた

これ幸いと、嫁ぶーに電動ジギングに挑戦してもらう
（持ち主よりも先に）

一般的に釣り方として手持で電動リールに一定のスピードでラインを巻き上げてもらい

ロッドをシャクりジグにアクションを付けるだけ

腕力に自信の無い嫁ぶーは、クッションのよく効いた部分にロッドエンドを当てて（ギンバル代わり？）上手い事シャクってました





一投目からあっさりカンパチを釣り上げる嫁ぶー


おお！、邪道、、、いや電動でも釣れるんだ、、、ちょっと感動


その後もポイントを移動するたびに果敢に攻めて釣り上げる

今までならなら２、３回でヒィヒィ言って休んでばかりいたのに私と同じペースで攻めている

終いにはジグが軽いと言い出して２００gに変えてしまった、、、

恐るべし電動リール



私はと言うと、相変わらず極太リーダーで挑戦中

ラインが太いと必然的にジグも重くなり、水の抵抗も増え想像以上にシャクるのは辛い





ぜぇぜぇ言いながら、何とかアカジン


その後渋くなったのでヘビータックルは諦め

ライト仕様に切り替え、何とか数を揃えて終了



その夜、嫁ぶーはシャクった方の肩が痛いと言い出す

オイオイ、、あんな楽なジギングは無いと思うぞ、、、（内心

それでは今度はラークに固定してモーターの強弱だけでアクションさせるか？


いや、、でもちょっとは自分の力で釣らせた方が、、、

技術の進歩も素晴らしいけど

私はまだ「根性・気合い」の世界で釣りをしていたいし、またそれを教えたい、、、


でもなあ、、女の人に気合い根性論は通用しない

終いにはジギング離れするし、、釣りの予算が削減されても困る


ヨシ！女子供は特別に電動＋ラークも許そう！

うん、そうしよう


、、、と　頼まれても無いのに勝手に余計な想像と自問自答をして寝付きの悪い日でした






2012/11/09





気合いだ、根性云々を偉そうに唱えたのに、例の親父の電動リールを拝借して２５０mの太刀魚に挑戦


いやあ、、、これは楽チン

これでジギングもしてみようかと思うほどパワフル（でもやらんぞ）


仕掛けは太刀魚用のテンヤにサンマを縛り付けて、あらゆる層を探る


結果、半身を取られただけで撃沈

と言うかじれったくて午前中で強制終了ーー；


太刀魚は魚探には殆ど映らないと言うし、実際よく分からなかった

初めてのポイントで当てずっぽうに落としても釣れるほど甘くない現状を噛み締める



しかし、電動、、、楽でいいな（小声）









2012/11/25


この日は結婚記念日

でも一緒に行くはずだった嫁ぶーに裏切られ、単独釣行


さみしい、、


そして、魚の反応もさみしい






更に、、この海域では初の海保の臨検を受ける
（最近どこに出てもよく会います）

臨検は構わないけど、かなりの時間が潰れるので辛い

同じ場所に５分といない私には尚更

ホント時合には来てほしくないです

次回からは顔パスでお願いしますm(_ _)m







渋い中、鉄板ポイントを粘ってなんとか確保


そしてこの食材は結婚記念日の寿司になりました
（あと、普段お世話になっている義理の父母へも刺身にして献上）


子供達も嫁も美味しそうにほおばります

家族の喜ぶ顔

この瞬間がたまりませんね


趣味での釣りでこんな表現をしたら怒られるかもしれませんが

漁をして家族を養ってる、、、こんな自分でも役に立っているんだ、、と

何だか満たされた気持ちになります



私が釣りも料理も好きな理由はそれかも知れませんね






暫く振りのアップ、まとめての近況報告でしたm(_ _)m